2012/04/30

異文化交流をするためのアクション

「外国人と交流したい」「もっと英語を話す機会がほしい」という声をよく聞きます。
電車に乗れば英会話学校の広告で溢れていますし、最近はオンライン英会話も一般的になってきて、益々英語を身につけるためにがんばっている方もたくさんいますよね。学生時代に留学してた時に身につけた英語力を保ちたい方もいますし、これから英語を身につけなくちゃなーって方もたくさんいると思います。

異文化交流をするためのアクション
で、せっかく持っている(もしくはこれからがんばる)英語というツールなので実際に使ってみたい、という声なわけですが、ホームステイやホームビジット、その他海外旅行はもちろんAirbnbやカウチサーフィンなどなど、アクションを起こそうとするといろいろあります。

このいろいろなアクションを、私なりにまとめてみました(^〜^)
私個人的には和キッチンのホームビジットの他に、学校が主催するホームステイのホストファミリーの経験があるのと、今はAirbnbのホストもしています。カウチサーフィンは経験がないのですが、これは和キッチン共同運営者の真田ありさが日頃からホストをしていることと、去年1年の世界一周旅行でカウチサーフィンを利用してきた彼女の体験談をいろいろ聞いたので、その話を参考にしています。

また、アクションとしてはもっと細かく言う事もできるのですが(例えば「海外に住む」とか「1ヶ月間ゲストハウスに住んでみる」とか「バーでランダムに外国人に話しかける」とか)その辺りは今回は省略しました。なるべく普段の生活に取り入れられるようなアクションをピックアップしています。

ではまず、それぞれの仕組みをちょっとだけ紹介してみます。

1) 自治体、大学等が主催するホームステイ/ホームビジットのホストファミリーになる

自治体にボランティアホストファミリーとして申し込む。説明会等がある場合もある。食事代等の経費はホストの負担である場合が多い。

2)自主的にホームステイを受け入れる

Home stay web等に登録する、等。
ホスト自身が自己紹介を外国語でウェブ上に掲載し、ゲストを募集する。有料、無料のものがある。

3) Airbnbに登録する

Vacation rentals, private rooms, sublets by the night - Accommodations on Airbnb
Airbnb
自宅の空いている部屋やスペースを旅行者に有料で貸す。紹介文章、写真等はウェブ上に英語でホスト自身が掲載し、ゲストを募集する。貸し出す価格やルール、誰を受け入れるか等もホスト自身が判断し決定する。

4) カウチサーフィンに登録する

CouchSurfing – The world’s largest travel community
Couch Surfing
自宅の空いている部屋やスペースを旅行者に無料で貸す。 紹介文章、写真等はウェブ上に英語でホスト自身が掲載し、ゲストを募集する。貸し出す価格やルール、誰を受け入れるか等もホスト自身が判断し決定する。

5) 英会話学校、オンライン英会話

ネイティブもしくは日本人の英会話講師に英語を教えてもらう。

6) 海外旅行に行く

自分の行きたい場所へ行き、したいことをする。場所によっては英語を話す必要に迫られることもあり、積極的に現地の人に話しかければ会話が生まれる。

7) 和キッチンのホストファミリー

和キッチンのホストファミリー和キッチンのホストファミリーとして日本語で登録をし、英語に訳された自己紹介と写真がウェブ上に掲載される。登録後は都合の良い日のみ、ゲストからのリクエストに挙手する形で受入が決定。当日は普段食べている手作りごはんを囲み、ゲストと一緒に食べる。食事材料費が支払われる。




こんな感じでいろいろとありますが、この7つの中で、「誰と交流するのか」という点と、「相手は何語で交流したいのか」という点をまとめてみると、以下のようになります。
ホストファミリー、誰と交流するのか

受け入れる相手(=交流する相手)が留学生か旅行者なのかはケースバイケースですが、自治体がホストファミリーを募集している要項を見るとほとんどの場合ゲストは留学生のようです。
また言語についても現実的には相手にもよりますが、留学生の場合は既に長年日本語を学んでいる方も多く、「日本語を練習したい」と思いつつ不足する部分は英語で、という感じが多いようです。
逆に旅行者の場合は日本語を話す方はほとんどいないので、必然的に英語のみでコミュニケーションをすることになります。

また、留学生は年齢が若い(ことが多い)、旅行者は年齢、年代もいろいろという点も「誰と交流するのか」という意味では大きな違いですね。

「外国人と交流したい」「もっと英語を話す機会がほしい」と思ったときに、具体的に誰と話すのかっていう視点で考えてみると、アクションも具体的になるかもしれません。

和キッチンのホームビジットをはじめたワケ


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「ボランティアガイドもいいけど・・・昼間は仕事もあるし時間的な余裕がないなあ。」

「ホームステイを受け入れるのもいいけど、長期間滞在するとなると家族もいるし準備もあってちょっと大変。」

やりたいな〜と思っていても、実際に考えると正直いろいろありますよね。

だけどやっぱり、日本に旅行に来るみなさんも、「旅先でローカルと出会っていろいろ話したい」っていう気持ち、普通に持っていると思うんです。自分が海外旅行に行くときも、ローカルと接する機会があると楽しいですよね。

でも今は、彼らが日本に旅行に来てもそういう機会って実はなかなかない。


”日本人って、普段どんなものを食べてるんだろう?”

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それからもうひとつ。
訪日外国人が日本に来たときに、私たち一般の人が普段何を食べてるのかを知るタイミングって実はほとんどありません。
彼らが日本に来て食べられる日本食は、あくまでもレストランで提供されてる食事。
そりゃもちろん、寿司やすき焼き、居酒屋メニューも日本の食文化。
だけど、私たち普通の日本人がそうそう頻 繁に食べてるものじゃないですよね。

どちらかと言えば、特別な食事。(ですよね?)

一方で、私たちが日常的に食べている食事。
例えば肉じゃがやカレーライス、餃子、そうめん。
こういう食事は、訪日旅行者が日本に来ても体験することはなかなかできないですよね。
でも今の日本の「リアルな食」は、やっぱり私たちが普段食べてる家庭のごはんだと思うんです。

一般家庭の食事体験~ごはんだけのホームステイ~


そこで、訪日外国人が気軽に参加できる体験プログラム「一般家庭の食事体験~ごはんだけのホームステイ~」を作ることにしました。
訪日外国人のみなさんが、ごはんの時間だけホストファミリーのお宅におじゃましてごはんを一緒に食べます。
たぶん長くても3時間くらいでしょうか?

訪日外国人は、家庭の夜ごはんをごちそうになりながら、ホストファミリーと会話してみる。ホストファミリーは、はりきって普段と違うおもてなし料理を作って迎え入れるわけではなく、普通の普通の夜ごはんを用意します。

たった3時間。しかも、いつもの家庭の夜 ごはんを一緒に食べるだけ。
たったこれだけのことだけど、参加者もホストファミリーも、なんだかちょっと楽しくなりそうじゃないですか?

そんな気持ちで、2011年の9月に和キッチンのホームビジットが始まりました。

2012/04/29

和キッチンのホームビジットとは

和キッチンのホームビジットとは

「ホームステイ」は聞いたことがあるけど、「ホームビジットって何・・・?」というご質問をいただくことがよくあります。

よく自治体や大学で主催するホームステイやホームビジットがありますが、和キッチンのホームビジットはこれらとちょっと違います。
最近話題になっている、旅行者同士がお互いの家に宿泊できる仕組み(カウチサーフィンAirbnb)とも違います。

どんなところが違うの?という視点で、和キッチンのホームビジットの特色をまとめてみました。

和キッチンのホームビジットとは

  1. 宿泊をともなうホームステイではなく、数時間だけ自宅にゲストを招くホームビジット
  2. ゲストは日本に住んでいる外国人や留学生ではなく、日本に初めて来る旅行者が多い
  3. お昼ごはんか夜ごはんを一緒に食べる
  4. ホストファミリーがボランティアではない
  5. ホストの自己紹介を、ホストは日本語で登録すればOK→きちんとした英語で紹介される
  6. 予約や待ち合わせに関するやり取りをホストは行わなくてOK

それぞれの特徴について、もうちょっと詳しく説明しますね。

1. 宿泊をともなうホームステイではなく、数時間だけ自宅にゲストを招くホームビジット

数時間だけ自宅にゲストを招くホームビジット
ホームステイのホストファミリーや、Airbnb、カウチサーフィンに登録すると、ゲストがホストの自宅に宿泊することが前提になります。
既にこれらを利用しているホストファミリーの方にお話を聞くと、長期間に渡って生活を共にする(数日〜数ヶ月、長い場合は1年など)ので、家族のように接することができ、変に気を使ったりしなくていいところが楽に感じる、ということがあるそうです。

逆に、宿泊のためのスペースや食事を用意するなどホストファミリーとしての負担も多くある分、特に都内のマンションにお住まいの方だとまずスペースの問題がありホームステイのホストファミリーになることを断念してしまう方も多いようです。

和キッチンではホームステイは運営しておらず、ホームビジットのみですのでホストファミリーのご自宅にゲストが滞在するのはお食事の時間の数時間のみ。宿泊を伴わない分、気軽に受け入れをしていただいています。ここがホームステイと大きく違う特徴です。

2. ゲストは日本に住んでいる外国人や留学生ではなく、日本に初めて来る旅行者が多い

日本に初めて来る旅行者が多い
自治体や大学が主催する多くのホームステイやホームビジットは、参加者であるゲストが留学生の場合がほとんどです。
そのためゲストのニーズとしては、日本語を話してみたいという希望が多くなります。

その点、和キッチンのゲストはそのほとんどが短期間で日本に観光で来ている旅行者ですので、会話は全て英語となります。ホストは流暢に英語がしゃべれないといけないということは全くありません。ジェスチャーを使ったり辞書を引きながらでも楽しくコミニュケーションしようという気持ちが大切です。

3. お昼ごはんか夜ごはんを一緒に食べる

お昼ごはんか夜ごはんを一緒に食べるホームビジット
自治体や大学が主催するものでも、ホームビジットはよくある形です。
ゲストが自宅に来て何をするのかはプログラムによって違うのですが、和キッチンのホームビジットでは、お昼ごはんか夜ごはんを一緒に食べることをメインにしています。

ただし、かと言ってホストファミリーは何か特別で豪華なごはんを用意してください、ということではありません。ザ・和食的なメニューでないといけないということでもありません。
ゲストにとって体験したいのは、あくまでも日本の一般家庭の普通の普通のごはん。
レストランでは食べられない家庭料理を体験できる、というのがゲストにとってこのプログラムに参加する価値になります。
なので、ホストファミリーにはいつものおうちごはんを、海外からのお客様と一緒に食べるという感じで考えていただければと思っています。

4. ホストファミリーがボランティアではない

ホストファミリーがボランティアではないホームビジットごはんを準備するとなると、当然材料費がかかるわけですが、和キッチンのホストファミリーの皆さんには参加ゲスト1名あたり1,500円を材料費としてお返ししています。
自治体や大学等が主催するホームステイ、ホームビジットは経費等はホストが負担するという条件であることも多いようですが、この点も和キッチンのホームビジットと異なる点です。

また、経費をホストが負担するという点から、ホストファミリーになることは一般的に「ボランティアをする」ということになっていますが、和キッチンのホストファミリーはボランティアではありません。
これは経費の部分もそうですし、ホストファミリーをすることによって何らかのメリットを得られる方にホストをしていただきたい、という意味でもあります。

何らかのメリットはホストによって違ってきますが、例えば「英語を話す機会を得たい」であったり「文化の異なる人たちと交流をしたい」「我が子に外国人と自然に接する環境を与えたい」などなど。
お金を払うことなくこの辺りの希望を叶えつつ、ホストファミリーとしてゲストと過ごす時間を純粋に楽しんでいただける方にホストファミリーになっていただけたらと思っています。(そして、そういう方が和キッチンのホストファミリーに向いていると思っています。)

5. ホストの自己紹介を、ホストは日本語で登録すればOK→きちんとした英語で紹介される

きちんとした英語で紹介されるホームビジット
Airbnbやカウチサーフィンに既に登録している方はご存知と思うのですが、これらサービスを利用する場合基本的に自己紹介となるページは英語でご自身で準備することになります。
和キッチンのホームビジットにホストファミリーとして登録する場合、情報は全て日本語でいただき、和キッチンがネイティブにきちんと伝わる英語に翻訳したテキストになりますので、「受け入れはしたいけど、それまでの準備が大変」ということもありません。

6. 予約や待ち合わせに関するやり取りをホストは行わなくてOK

予約や待ち合わせに関するやり取りをホストは行わなくてOK
上記5.の続きになりますが、Airbnbやカウチサーフィンの場合は例えばゲストからリクエストがあった場合は当然ご自身で受け入れの可否を連絡したり、受け入れる場合には待ち合せ場所や時間、その他受け入れに関するルール等を毎回ゲストと英語でやり取りすることが必要になるわけですが、和キッチンではホストファミリーはこの辺り特に何もする必要がありません。
ホストは、リクエストがあった日程と人数を受け入れられる場合のみアクションを起こしていただければそれでOK。ここも、和キッチンのホームビジットでホストファミリーが気軽に参加できる特徴です。

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